「濡れしぐれ」唄:山本謡子 未練ごころを氷雨(ひさめ)が濡らします 愛しい人の背中がかすむ。おひたしおみおつけ懐かしいあさげ。貴方のおもかげ想い わたしは暁(あかつき)の手酌酒。愛しい愛しい泣き顔枕にうずめて 行きずり酔いどれ私は濡れしぐれ。丙(ひのえ)の窓を嗚々雨が叩きます 愛しい人よ貴方は何処に手ぬぐい半長靴(はんちょうか)汗染みの匂い貴方の隣りに寄り添い 尽くせるあの人が憎いのよ。愛しい口惜しい涙で瞼(まぶた)を腫らして 行きずり酔いどれ私は濡れしぐれ。
13279
5698
1197
520
581
256
1477
640
889
388
2884
1243
749
328
1533
664
1022
445
819
358
2114
913
Copyright © All Rights Reserved